【令和4年4月】 入園進級おめでとう であいのよろこび 4月 |
『入園進級おめでとうございます!であいのよろこび』 チューリップやパンジーが、保育園の玄関でみなさんの入園進級をお祝いしています。園庭の汽車や滑り台、お部屋の絵本や木のおもちゃも、みんなが保育園に来てくれるのを待っていました。 いよいよ新しい保育園の生活が始まります。先生とのであい、お友だちとのであい、そしてみ仏さまとのであいの春です。 さやま保育園には、「であいの里」という名前もついています。七十年前の昭和二十五年、教證寺の前々住職が佐山地域の方に懇願されて、最初は佐山東の公会堂で保育園を始めたそうです。その後小路の方から土地を寄進いただき、この地に古い資材で作られた佐山保育園ができました。そして平成十三年に、デンマーク製の新しい園舎ができました。その時、子どもたちが生まれて最初に集団生活を始めるところ、社会にであうところという意味と、出(しゆつ)相山(そうざん)教證寺の山号『出(で)相(あい)い』をいただき、であいの里と名付けて頂きました。 いろんな人に出遇い いろんな事に出遇い わたしが わたしに なっていく あなたが あなたに なっていく 私たちは、人生の中で、いろんな人に出遇い、いろんな事に出遇います。そして、その出遇いが、今の私を創ってくれているのです。出遇いそのものが人生だといってもいいでしょう。 嬉しい出遇いや楽しい出遇いばかりではありません。悲しい出遇いやいやな出遇いもあるでしょう。しかし、仏さまは、その全ての出遇いに尊い意味があり、私が私になっていくための大切な出遇いがあると教えてくださいます。どんな出遇いも、私の大切な人生そのものだといただける世界を、生きたいものです。 新しい生活が始まり不安なことも多いと思いますが、さやま保育園職員一同、みなさんの入園進級を心待ちにしていました。何でもおたずねください。保育園は、お父さんお母さんといっしょにお子さんを育てるところです。 |