さやま保育園

月のことば

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【平成28年8月】
『夕方遊ぼう』〜本物のおもちゃにふれて親子で遊び込もう〜8月
『夕方遊ぼう』〜本物のおもちゃにふれて親子で遊び込もう〜 
 
 さやま保育園ではデンマーク製の園舎が出来た平成十三年から、夏の終わりの夕方、『夕方遊ぼう』という行事を行っています。昨年は園舎増築のための工事で中止にしましたから、今年は二年振り十五回目になります。この行事を始めるきっかけは、新しく出来た園舎がとても居心地よく、特に夕暮れの夕日を浴びながら刻々と暮れていく時間の園舎がとてもロマンチックで、この時間に親子で一緒に過ごしていただきたいという思いから始まりました。日頃の保育園とは違った遊びの世界で、親子でゆっくり遊び込んで欲しいという思いは今もずっと続いています。そのためにも毎年、今の子どもたちにとって本当に必要な遊び、本物のおもちゃ、遊び込める環境作りに、毎年精進させていただいています。保護者の方に、「さやま保育園にはヨーロッパの木のおもちゃがたくさんありますね。」と、言っていただきますが、それも、本物のおもちゃを一つ一つ探してきた結果です。
 しかしながら、良いおもちゃでも、遊んでみないと遊び込まないとその良さは伝わりません。また遊びも学びも、大人から「やりなさい」とやらされたものは、子ども自身のものにはなりません。遊びは、させるものでも与えるものでもありません。子どもたちが自発的に「やりたい」という思いを持ち、"おもしろい”"ふしぎ”"なんで?”"わかった”“くやしい、よーしもう一度”“また明日もやろう”などと意欲的になって遊ぶことが大切です。子どもは夢中になって活動しているときに「こんな事ができる自分」「こんな事が楽しい自分」を見いだし、目も輝いてきます。自分の行動に身体も心も注ぎ込めるこの状態が、安定した開放された状態で、それが子どもたちを育てる原動力になるのだと思います。乳幼児期のこの時期だからこそ、大人はぜひ子どもと遊び込む経験をしていただきたいと思います。、乳幼児期に遊び込んだ経験が、意欲的に学ぼうとする芽を育てます。
 今の子どもたちは健やかな成長を「メディアに蝕まれている」といわれます。テレビやビデオやゲーム・スマホが、子どもたちが持って生まれた能力を発揮出来なくしていると先日の職員研修の講師の先生もおっしゃいます。
 今こそ、子どもたちが夢中になって遊べる環境「時間・空間・仲間」を保護者の皆さんと一緒に作り上げていかなければと思うのが今年の夕方遊ぼうです。園舎には木のおもちゃやコミュニケーションを育てるゲーム遊び、想像力を高める積み木・ままごとなど、新しいおもちゃや、先生達の手作りおもちゃも並びます。是非手にとって一緒に遊んでみてください。親子の遊びが、家族とお友だちの家族に広がれば楽しさも広がります。園庭では、ダイナミックな外遊びが出来ます。お家の方も子どもの心で時間を忘れて一緒に遊んでいただけたらと思います。必ず来ていただきたいところが子どもに豊かな言葉を優しい心を育ててくれる絵本の部屋。先日年長年中児は大切な一冊を選んでくれました。また、給食の先生が美味しい手作りおやつも準備しています。おなかを満たして遊びを充実していただきたいことです。保育園の先生も一緒に遊びます。いつでも声をかけてください。
 夕方遊ぼうは今年は八月二十七日土曜日の夕方行われます。詳しい案内状はまたできあがり次第お配り致します。ご家族みんなでお越し下さい。
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