さやま保育園

月のことば一覧


【 平成29年2月 】
生きる力を育む保育 2月
『生きる力を育む保育』 
 
 いよいよ今年度最後の行事、発表会となりました。三歳以下児の午前の部は、ステージも観客席も『えがおいっぱい』の発表会。四・五歳児の午後の部はお友だちと『こころをひとつに』して精一杯表現します。どのクラスも一年間の子どもたちの成長が見られることでしょう。当日だけでなく、練習から温かく見守っていただき、我が子だけでなくお友だちのがんばりも応援いただけると有り難いです。

 先日ある保育士からこんな報告がありました。
 「朝、外遊びが終わって、きぐみのAちゃんが二階で手を洗っていました。洗い終わって振り返った瞬間、階段を上ってきた同じきぐみのBちゃんの顔に手が触れ、弾みに倒れて尻もちをついてしまいました。『痛い!』という声とともに、目から涙があふれそうでした。そこにきぐみのCちゃんが駆けより、Bちゃんの顔をのぞき込み『だいじょうぶ?どこが痛い?』とたずねています。まるで担任の先生みたいでした。Aちゃんも最初は呆然としていましたが、『ごめんね!Bちゃん。』と駆けよりました。あふれそうな涙を手でぬぐいながら、『Aちゃん、だいじょうぶ。Cちゃん、ありがとう。』と、一人で立ち上がり、AちゃんとBちゃんは、手をつないで保育室に入っていきました。こんな時、先生の力を借りなくても、子どもたちだけで解決できるんだと感心しました。さくら・もも・うさぎ組の子どもたちもたくさん様子を見ていました。きぐみになったら私たちもあんなお兄さん・お姉さんになりたいなあという思いで‥‥(Bちゃんのけがは担任の先生に確かめていただき大丈夫でした)」 
 こんな出来事は、保育園のあちこちで見られます。砂場で遊んでいても、スコップの取り合いになったとき、きぐみさんが「順番につかうんよ」と優しく教えてくれたことがありました。トイレも先に譲ってくれたり、自分の使ってないスリッパでも、そろえてくれました。‥‥あちらこちらで、きぐみさんの成長した姿が見られ、その姿が、周りの小さい子どもたちを育ててくれています。保育園ならではの、有り難い出来事です。お友だちとの様々な関わりを経験したことで、相手の気持ちに寄り添い、優しい気持ち・我慢する気持ちで、困難なことにもトラブルにも自分たちの力で解決しようとする、豊かに生きる力が育まれてきているのだと思います。
 卒園を前に、こんなきぐみさんの姿をみると、頼もしく、嬉しく思います。反面、私たち大人の姿に責任を感じます。それは、子どもたちはいつも、大人を信じ、その姿を真似ようとしているからです。

 きぐみさんだけでなく、どのクラスでも、どの子も、できなかったことができたり、がんばれたり、成長が多かった一年でした。クラスごとに、子どもたちのたくさんの成長をお話しさせていただくのが、懇談会と説明会です。またひとつ大きくなる来年度に向けて、保護者の方と同じ方向を向いて子育てできるよう精進させていただきたいと思います。
 
【 平成29年1月 】
伝統の文化を五感で感じてほしい
『伝統の文化を五感で感じてほしい』 
 
 今年も残すところわずかとなりました。一年間大変お世話になりました。保育園も、年末年始だけは六日間お休みをいただきます。子どもたちは、お家の方や、日頃会わないお祖父さんお祖母さんや親戚の方と過ごしたり、年末年始ならではの貴重な体験もできることと思います。日本のお正月ならではの様々な伝統を、ご家族でお楽しみください。

 保育園では、前園長が制作した「佛の子供いろはかるた」を用いて、一月十日に三歳以上児みんなで「かるた会」をする予定にしています。何度も楽しく遊ぶことによって、文字や言葉や数を自然に覚えたり、豊かな心を育てる読み札を、全部暗記してしまうほどになります。子どもたちのお父さんお母さんでも、保育園の時、またはルンビニ学校などで、しんらんさまや仏の子どものかるたをした経験のある方もいらっしゃると思います。「今でもかるたの言葉を覚えていますよ」と話してくださる方がよくあります。もうすでに練習されている家庭もあると思いますが、お正月の風物詩の一つとして、ご家族みんなで遊んでみてください。

一月十六日には御正忌報恩講で、年長年中はお寺参りをします。御正忌報恩講とは、昔から「ほおんこう」とか「ほんこさん」とか「おとりこし」と言って、お寺や家庭でしんらんさまのご法事をお勤めすることです。しんらんさまのご苦労を偲び、そのご恩に「ありがとう」と感謝する行事です。今年は七五五回忌のご法事になりますが、こんなに続いてきた事が素晴らしいことですね。お寺では年間で一番大切にお勤めされる法要です。本堂のお荘厳(しようごん)(内(ない)陣(じん)のお供えやお飾りやお花)やお経の勤め方もいつもとは違いますし、三日間六法座お勤めされます。しんらんさまいろはかるたにも、『たいせつに おつとめしよう ほうおんこう』とあります。
 子どもたちはお寺まで歩いて行き、子どもの法座にお参りさせていただき、大人の方と同じお斎(とき)(ご法事の時にいただく精進料理)につかせていただきます。精進料理ですからお肉やお魚は使われず昆布だけで出汁を取った、「けんちょう・粕汁・酢の物・ご飯」という質素なものですが、黒の塗り椀で一人ずつに出されます。地元の畑で作られた大根やにんじん、そして酒粕・味噌で朝早くから、地元の方が作って下さっています。教證寺で何百年も続いてきた伝統の味です。
 
 日本は仏教国でありながらなかなか子どもがご法事にお参りする機会がありません。また格式張った行事に子どもを参加させることは家庭では遠慮がちでしょう。しかし、子どもだからこそ、こんな伝統のある行事に、五感をはたらかせて経験してほしいという思いで、子どもが参加できるように計画しています。また、地域のみなさんも子どもたちが来てお参りすることを心待ちにして下さっています。保護者の方もご一緒にお参りされてもいいですよ。寒い中ですが、子どもたちもしんらんさまのご苦労を思いながら、お友だちと励まし合いお寺まで歩いて行きます。五月のお寺参りより、どの子も歩く力がついてきました。
 
【 平成28年12月 】
「ありがとうの集い」成道会 12月
『ありがとうの集い』成道会(じようどうえ) 

 『 東の空に お星さま キラキラきれいに 光るとき 
みんなをよいこに するために おさとりひらいた おしゃかさま
今日はめでたい じょうどうえ みんなで楽しく 祝いましょ 』
成道会はあまり世間には知られていませんが、さやま保育園では今年で三十四回目の恒例行事で、おしゃかさまがおさとりを開かれたことをお祝いする行事です。
 おしゃかさまは出家をして六年目の三十五歳の十二月八日にインドのブッダガヤーで、さとりを開かれたと伝えられています。苦(く)行(ぎよう)によって、煩(ぼん)悩(のう)(苦悩の原因)は無くならないと判断されたおしゃかさまは、菩(ぼ)提(だい)樹(じゆ)の木の下で深い瞑(めい)想(そう)に入られました。四十九日目の明け方、こころの中の悪魔(煩(ぼん)悩(のう))にうち勝って、真実の智(ち)慧(え)を得て、仏(ぶつ)陀(だ)と成(な)られました。仏(ぶつ)陀(だ)とは、「さとった者」「真
実に目覚めた者」という意味です。また、おしゃかさま
が仏(ぶつ)陀(だ)に成られたことを、さとりの道が完成(成(じよう)就(じゆ))
したということで、「成道(じようどう)」といいます。
 おしゃかさまは真実をさとられただけでなく、その
内容を説いてくださったからこそ、私たちも真実に出
遇うことができるのです。 仏教とは、仏陀の教え、真
実に目覚めた者の教えです。おしゃかさまは仏教を自
分で考えたり作ったりしたのではありません。真実を
さとり、真実を言葉として説かれた方なのです。
 そんなお祝いの行事でもあり、地域交流行事として、子ども達はわらべうたの発表、保護者会の方々には『ピッパラセール』というバザーの開催、先生達はむかし遊びのコーナー作り等、日頃の感謝の気持ちを込めて、準備が始められています。保育室からは毎日元気な歌声が聞こえてきます。園庭や保育室では、けん玉や竹馬遊び、お手玉等の遊びを始めていて、成道会にはお家の方といっしょにできることを楽しみにしています。保護者会の役員さんはじめきぐみの保護者のみなさんも、お仕事の傍ら十月から準備や打ち合わせを行っていただいています。前売りのチケットもたくさんみなさんに購入いただき、当日の美味しいバザーが待ち遠しいばかりです。どうかみなさんの協力により、楽しい集いになればと思います。そのためには、成道会の行事が『ありがとうの集い』 になればと思います。
 「ありがとうは しあわせの あいさつです」
という言葉通り、「ありがとう」と言われたら、幸せな気持ちになりますし、「ありがとう」と言うことができるのは、幸せの証でもあります。成道会の行事の中のあちらこちらで「ありがとう」の言葉を交わす大人の姿を、子どもたちに伝える集いになればと思います。成道会は年間で一番たくさんの人が保育園に集まる行事です。ありがとうがいっぱいの保育園になることを願っています。
 お子さん一人ひとりにオリジナルの「成道会ケーキ」と来年のカレンダーをお配りします。小さいケーキですが、ご家族で少しずつでも切り分けてお召し上がりください。 合掌
 
【 平成28年11月 】
みんなで楽しい食育を 11月
「みんなで楽しい食育を」

 さやま保育園では、「食べることが楽しくて うれしくなる子に!〜心と体の記憶に残る食の体験をめざして〜」という目標を持って、食育の活動をしています。
 0,1歳児では、保育士がクッキングする姿を見たり、自分たちも泡だて器などの器具を持って、ぐるぐると混ぜる体験をしたり、ラップにくるんだおにぎりをぎゅうっと握ってみたりして、目や耳、香り、触った感触などからおいしそう!やってみたい!気持ちになる活動をしています。
 2、3歳児になると、自分たちで野菜を育てる体験などを通して、食育活動をしています。ちぎったり、丸めたりということも上手になるので、クッキングの中で先生たちのお手伝いをしながら料理をしていきます。今年の夏は猛暑で、雨も少なかったのですが、3歳児のもも、さくらぐみさんは毎日胡瓜の「すずみちゃん」の水やりを欠かさずやって、
立派な胡瓜を収穫しては給食でいただきました。おかげで、胡瓜が大好きな3歳児になりました。
 4、5歳児になると比較的長い見通しを持って活動することができるようになります。手先も器用になってきて、危ないこともよくわかってくるので包丁や、火などを使ってクッキングをすることもあります。
 毎年、年長さんは年中の時に玉ねぎ、人参、じゃが芋を植えて、草取り、間引きなどのお世話をして成長を見守ります。収穫後はお楽しみのカレーライスクッキングです。毎年、工夫や改良を繰り返してルウも手作りします。長い長い時間をかけて作ったカレーライスはさやま保育園の年長さんしか味わえないとびきりの味です。そして、園生活の思い出の一つとなります。
 日本の「いただきます」という食事のあいさつには「あなたの命をいただいて、私たちは生かさせていただきます」という意味があります。世界中探しても、食べ物の命に感謝し生かされることにも感謝をする挨拶はないそうです。大切にしていきたい言葉ですね。
 家ではなかなか忙しくて食育なんて・・と思っていらっしゃる保護者の方もたくさんおられるのではないかと思います。保育園だからこそできる食育もたくさんあると思います。
でも、家でしかできない食育もあるのではないかと思います。家でできる一番の食育は、その時間そろうことのできる家族みんなで食事を一緒にすることではないかなと思います。
我が家の味を囲みながら食事をすることで子どもたちの大切な心が育ちます。
 子供たちの大好きな絵本に『はらぺこあおむし』があります。葉っぱの上のちっちゃなあおむしが、色鮮やかな食べ物を次々に食べて大きく育っていきます。でも、途中で自分に合わなくておなかが痛くて泣き出してしまいます。泣いていたあおむしが、お母さんが卵を産んでれたものと同じ葉っぱを見つけて食べて元気になります。
 食育や子育ては、いつか子どもたちが大きくなったときに、自分に合った葉っぱを見つけられるようにしてあげることと似ていると思います。あおむしのお母さんが、食べても大丈夫な葉っぱの上に卵麻産んでくれたように、私たちも、子どもたちにたくさんのことを教えてあげられるといいですね。ひとりひとりが、きれいなちょうちょのように羽ばたいていけるように・・
 
【 平成28年10月 】
自然や地域の中で育てられる保育
自然や地域の中で育てられる保育  
 
 さやま保育園で大切にしている保育は、遊び込む保育、絵本・造形・音楽を楽しむ保育、そして、自然の中での保育・地域の中での保育です。今月、来月は、秋の清々しい空気の中、各クラスそれぞれの場所に園外保育に出かけたり、六月に苗を植えたサツマイモ堀りに出かけたりして、普段の園生活では経験できないさまざまな体験をさせていただきます。特にいもほりは全クラスで体験します。
 0.1.2歳児は保育園の畑で水をやったり草取りをして育てたおいもです。いもほりの絵本をみたり、うたを歌ったりして、楽しみにします。「土の感触や、土から出てくるいもに興味を持ち、友達や先生と一緒に掘り出す面白さや掘れた喜びを感じる」事をねらいにしています。当日は「おいもさん出てきて!」と声をかけながら、つるを引っ張ったり、土をいじったり、いもほりの雰囲気をそれぞれの年齢に応じて感じることでしょう。
 もも組さくら組は、佐山東の山田さんに育てていただいた畑のおいもです。未満児のねらいに加え、「いもの形や大きさに興味を持ったり、自分たちで植えたつるが生長していもが育った喜びを味わったり、山田さんへの感謝の気持ちを育てたい」と思っています。ミミズや幼虫や思わぬ出会いもあり、興味いっぱいに取り組めることでしょう。
 あか組は、山陽本線を超えて、須川の畑まで三十分歩いて行きます。田中さんやたくさんの方々が準備して待っていてくださいます。「苗を指したときからのいもの生長の様子を知ったり、地域の方とのふれあいや感謝の気持ち」を持って、大きなおいもも小さなおいもも、いのちの収穫を体験して欲しいです。当日は、子育て支援の小さなお友だちのお世話も出来るといいですね。
 き組は、新地の周防大橋が見える畑まで歩きます。ここでも平野さんにお世話になって育てています。「芋・ツル・葉・根を観察したり、土、太陽、水などのおかげで大きく生長し、収穫できる事に喜びを感じて欲しい」です。たくさんのいもが育っていることでしょう、き組の団結力で全部のおいもをきれいに掘って帰ってくれるよう待っています。
 このように自然の恵みと地域の方々のおかげで、どのクラスもねらいを持って貴重な体験をさせていただき、身体も心も育てていただきます。みんながお家にお土産のおいもを持って帰ります。どうか、特別のお芋を家族みんなで味わってください。保育園でもクラスでクッキングをしたり給食の食材になったり、すくもで焼きいもをする体験もします。
 園外保育では、どんぐり拾いや電車遠足、シルエット劇場の鑑賞など普段出来ない体験もします。稲刈りやコスモス畑、柿もぎや栗拾い、凧揚げのお誘いをいただくこともあります。保護者の方にもご参加いただきたい「あそぼうあそぼう」や、子どもたちが自然の中で製作した「作品展」を予定しています。
 きらら運動会では子どもたちが精一杯の力を出し切って頑張る事が出来ました。お家の方のたくさんの応援のおかげで、立派な運動会をいっしょに作っていただき有難うございました。様々なご協力、本当に有難うございました
 
【 平成28年9月 】
『きらら運動会』 〜キラキラ かがやけ みんなの えがお!〜9月
『きらら運動会』 〜キラキラ かがやけ みんなの えがお!〜 
 
 『夕方遊ぼう』の行事にはたくさんのご家族に参加いただき、一緒に楽しい時間を過ごしていただきありがとうございました。暑い夏でしたが、夕方遊ぼうから帰られる時間には、秋がやってきている事をつげる秋の虫たちが見送ってくれました。これからゆっくり、秋を感じるすてきな時間が過ぎて行きます。お子さんと一緒に、いろんな秋を見つけていただきたいことです。
 保育園の秋の始まりは、きらら運動会です。きららドームでの運動会は、子どもたちにとっては夢の舞台オリンピック、がんばったみんなが行けるオリンピックです。保育園の園庭は狭いですが、きららドームでは、お友だちもお家の方も一緒に力一杯身体を動かせます。日頃の練習の成果もたくさんのお客さんの前で発表することができます。今年のテーマは、〜キラキラ かがやけ みんなの えがお!〜保育園の運動会を、観客席もいっしょに盛り上げていただき、ドームいっぱいに笑顔がキラキラ輝く運動会になればと思います。九月二十四日午前九時からのきらら運動会、雨天でも心配なく行えますし、駐車場もたっぷりあり、どうかご家族ご親戚ご近所そろってお越しいただき応援いただきますようご案内致します。
 子どもたちは、もうきらら運動会が始まっています。きぐみのマーチングのリズム練習、お遊戯の練習など楽しく少しずつ始め、毎日継続していきます。九月からは全クラスが西側駐車場で、かけっこや・入場行進・親子競技などの練習も始めます。この運動会の行事を通し、練習を積み重ねることにより、作り上げていく喜びを学んで欲しいと思っています。なかなか最初はうまくいかなくても、ちょっと勇気を持ってやってみようとする力や、暑くて疲れて休みたくなっても、ちょっと我慢してがんばる力を、お友だちや先生と一緒に励ましながら練習していこうと思っています。困っているお友だちに声をかけて励ましたり、頑張っているお友だちを応援したり、競い合い高め合って全力で頑張り合ったり、お友だちの姿をまねようと頑張ったり、、、と、お友だちと一緒にすることの楽しさも味わって欲しいと思います。
 運動会は、当日の結果だけではなく、練習をしてきた過程が大切です。運動会の子どもの姿の中に、是非、これまでの練習の姿も想像し、どの子にも声援いただけたらと思います。お家の方に応援や褒めていただくことは、頑張ってきたことを認めてもらったという自信につながり、子どもたちのこれからの成長の糧になります。子どもたち一人ひとりの目標も大切にし、たくさんの人の前で大きな声であいさつできたり、最後まで走りきることだったり、去年まで出来なかったことが出来るようになっていたり、ナンバーワンの金メダルではなく、オンリーワンの金メダルをみんながとれるように頑張って欲しいことです。
 今年度は、きぐみの保護者の方から卒園記念品として小太鼓を寄付いただきました。新しい小太鼓も加わりマーチングの練習をする子どもたちのがんばりパワーも全開です。保護者の皆さんのお心に感謝でいっぱいです。末永く大切に使わせていただきます。 有難うございました。保育園の職員も一丸になって、子どもたちのキラキラ笑顔のために、きらら運動会を全力で支えていきたいと思っています。
 
【 平成28年8月 】
『夕方遊ぼう』〜本物のおもちゃにふれて親子で遊び込もう〜8月
『夕方遊ぼう』〜本物のおもちゃにふれて親子で遊び込もう〜 
 
 さやま保育園ではデンマーク製の園舎が出来た平成十三年から、夏の終わりの夕方、『夕方遊ぼう』という行事を行っています。昨年は園舎増築のための工事で中止にしましたから、今年は二年振り十五回目になります。この行事を始めるきっかけは、新しく出来た園舎がとても居心地よく、特に夕暮れの夕日を浴びながら刻々と暮れていく時間の園舎がとてもロマンチックで、この時間に親子で一緒に過ごしていただきたいという思いから始まりました。日頃の保育園とは違った遊びの世界で、親子でゆっくり遊び込んで欲しいという思いは今もずっと続いています。そのためにも毎年、今の子どもたちにとって本当に必要な遊び、本物のおもちゃ、遊び込める環境作りに、毎年精進させていただいています。保護者の方に、「さやま保育園にはヨーロッパの木のおもちゃがたくさんありますね。」と、言っていただきますが、それも、本物のおもちゃを一つ一つ探してきた結果です。
 しかしながら、良いおもちゃでも、遊んでみないと遊び込まないとその良さは伝わりません。また遊びも学びも、大人から「やりなさい」とやらされたものは、子ども自身のものにはなりません。遊びは、させるものでも与えるものでもありません。子どもたちが自発的に「やりたい」という思いを持ち、"おもしろい”"ふしぎ”"なんで?”"わかった”“くやしい、よーしもう一度”“また明日もやろう”などと意欲的になって遊ぶことが大切です。子どもは夢中になって活動しているときに「こんな事ができる自分」「こんな事が楽しい自分」を見いだし、目も輝いてきます。自分の行動に身体も心も注ぎ込めるこの状態が、安定した開放された状態で、それが子どもたちを育てる原動力になるのだと思います。乳幼児期のこの時期だからこそ、大人はぜひ子どもと遊び込む経験をしていただきたいと思います。、乳幼児期に遊び込んだ経験が、意欲的に学ぼうとする芽を育てます。
 今の子どもたちは健やかな成長を「メディアに蝕まれている」といわれます。テレビやビデオやゲーム・スマホが、子どもたちが持って生まれた能力を発揮出来なくしていると先日の職員研修の講師の先生もおっしゃいます。
 今こそ、子どもたちが夢中になって遊べる環境「時間・空間・仲間」を保護者の皆さんと一緒に作り上げていかなければと思うのが今年の夕方遊ぼうです。園舎には木のおもちゃやコミュニケーションを育てるゲーム遊び、想像力を高める積み木・ままごとなど、新しいおもちゃや、先生達の手作りおもちゃも並びます。是非手にとって一緒に遊んでみてください。親子の遊びが、家族とお友だちの家族に広がれば楽しさも広がります。園庭では、ダイナミックな外遊びが出来ます。お家の方も子どもの心で時間を忘れて一緒に遊んでいただけたらと思います。必ず来ていただきたいところが子どもに豊かな言葉を優しい心を育ててくれる絵本の部屋。先日年長年中児は大切な一冊を選んでくれました。また、給食の先生が美味しい手作りおやつも準備しています。おなかを満たして遊びを充実していただきたいことです。保育園の先生も一緒に遊びます。いつでも声をかけてください。
 夕方遊ぼうは今年は八月二十七日土曜日の夕方行われます。詳しい案内状はまたできあがり次第お配り致します。ご家族みんなでお越し下さい。
 
【 平成28年7月 】
遊びを通して行う保育 7月
『遊びを通して行う保育』

 うっとうしい梅雨真っ盛りの毎日ですが、紫陽花はとても美しく輝いています。遊びの天才の子どもたちも、晴れ間を見つけての水たまりの泥んこ遊びや、水を含んだ砂場では大工事と、・・・・梅雨ならではの魅力がいっぱいです。サルトリイバラの葉を見つけての柏餅作りや、自分たちの育てた野菜と手作りルーのカレーも、今の季節ならではの食育の教材です。カタツムリや鈴虫、キアゲハやカニ・・・・保育園には次から次にお客さんが来られ、子どもたちに豊かな心を育んでくれます。
 このような様々な生活体験を通して豊かな感性を育てることが保育園の目的です。教科別に時間割を決めて学習活動をする小学校以上の教育とは異なり、保育園や幼稚園では、適切な環境の中で遊びを通して行う保育・教育といわれています。子どもたちが主体的に乳幼児期にふさわしい生活を展開して、その中で発達に必要な経験を得ていけるように、また、子ども一人ひとりが集団の中で十分に充実した楽しい生活が送れるよう、研修をしながら計画を立てて行っています。
 5月から6月にかけて園庭では春遊びが毎日すすめられてきました。中でも人気なのが草花を使っての花水遊びです。(以下、研修部の春遊び反省・考察より抜粋)
『初めは好きなものを好きなだけ入れていたが、そのうち花によってできる色水が違うことを知り「この花は何色になるかな?」「○色の水を作りたい」と目的を持って作る子が増えていった。できた色水をみんなに見せて「いいな」「作ってみたい」と言われ、作り方、花びらの選び方を友達に教えたり教わったり、作ってあげたりしていた。「何回同じように作っても同じものができん?」それがなぜか?を考える姿が見られ、何回か繰り返す中で、水の量によって色が濃くなったり薄くなったりすることに気づいてきた。また出来た色水を合わせることで,出来る色の変化も楽しんだ。花びらが混じっているのを取りたい子がいて、ザルを用意することで、ザルで濾すことを学んだ。ペットボトルに入れると、じゅーす屋さんごっこが始まり、作る人、売る人、買う人の役割が出来てきた。また草花や石ころや葉っぱを使い,ジュースの横にケーキやお料理が並び、ごっこ遊びに広がっていった。一緒に花びらを取ることで徐々に無駄もなくなり大切に扱うことも出来て、草花の名前も少しずつ覚えることが出来た。片付けも進んでしてくれて、使い終わった道具も綺麗に洗い、遊んだ草花に対し、「きれいに咲いてくれてありがとう」とお話ししている姿があった。』
 このように、北側駐車場にある畑で、保育士がかかわりながら遊び込む事で、子どもたちは様々な体験を通して健やかな育ちが広がります。
 また小さいクラスでも、夏になるとトイレトレーニングが少しずつ始まります。「おしっこ出たね」「気持ちいいね」の感覚を、一緒に寄り添って一緒に喜んで保育しています。また、園内のあちこちに季節の花が生けられ気持ちを清らかにしてくれます。給食をよくかんで食べると、美味しい味や季節の香り、そしてお陰様の気持ちまで感じます。そんな目に見えない心を育てることも、大切な保育です。 
七月二十三日は職員研修として土曜保育を休ませていただき、職員一同子どもたちが遊び込める環境作りについて、講師の先生をお迎えして学ばせていただきます。来月はそのご報告が出来ればと思っています。
 
【 平成28年6月 】
いっしょに楽しい子育てを
『いっしょに楽しい子育てを』  

 この言葉はデンマーク製の園舎を新築したとき(平成十三年)からの、さやま保育園のキャッチフレーズです。
 子育ては親が子どもを育てることのようですが、それ以上に親が育つ、親心が育つことでもあるのです。親心が育つには、子どものためにと願う忍耐力や、自分のやりたいことも奪われてしまう不自由体験も不可欠です。その上子育ては、それを笑顔で乗り越えていかなければなりません。そんな時、一人で悩まないで!みんな同じよ!いっしょに子育てを楽しくしていきましょう!というのが保育園のキャッチフレーズです。子育ては大変な事も面倒な事もたくさんあるけど、保育園のいろんな先生と、まわりのママ友パパ友と、地域の子育て先輩と、いっしょにすれば、そして少し知恵をいただいて見方を変えれば、子育てが少し『楽』になると思います。
 6月7月は以上児・未満児の参観日と、それぞれに子育て講座も予定されています。楽しく子育てできるパワーは、何より子どもの笑顔と成長です。子どもたちが、親から離れ保育園の仲間の中で活動している様子を参観していただき、子どもたちの成長を共に歓べたらと思います。年一度の親子給食も、大好きなお友だちもお家の方もいっしょで、子どもたちにとっても楽しみのひとときです。また、子育て講座の講師の先生も、子育てが楽しくなるお話をお願いしています。ご期待ください。参観日の半日が、子育てを楽しく感じられる時間になることを願っています。
 さて、これはある保育園の参観日のお話です。(さやま保育園ではありません。)プール活動の参観日でした。水泳の得意なAちゃんがなぜかその日は水に入るのを躊躇しています。順番になってもなかなかプールに入ろうとしません。どうしたのかな、と担任がAちゃんの目線の先を追うと、Aちゃんのお母さんがスマホの画面と格闘している姿がありました。お母さんに見てほしくて、でも、「お母さんはお仕事が忙しいから、きっと今日も大切なお仕事の連絡をしているのでしょう。早くお仕事を一段落させて、私をしっかり見てほしいなぁ。大好きな水泳を見てほしいなぁ。」と、Aちゃんの心を受けとめた先生は、お母さんにそっとお話しします。「Aちゃん、水泳が得意なんです。今日お母さんに見ていただけるのを、とっても楽しみにしていたんですよ。」スマホをバックにしまい、我が子の姿を探すお母さん。親子の目線が一直線で結ばれたとき、ようやくプールに入るAちゃんの姿がありました。 子どもが安心して活動することができるのは、周囲のおとなの温かな眼差しがあってこそ。特にお父さんお母さんの眼差しが大切です。私を見ていてくださる方の存在が、私の活動を保証してくださるのです。いつでも見守ってくださる方への信頼感が、安心感を生むのです。そんな中での子育てが、楽しさをより広げ深めてくれることでしょう。
 「安心してください、穿いてますよ。」昨年ブレークした芸人さんの決め台詞です。安心できるって、うれしいことですよね。
 どうか参観日の半日は、大切なお仕事の連絡もあるでしょうが、スマホはバックにしまい、我が子や保育園の子どもたちみんなに温かな眼差しをいただけたらと思います。 
 
【 平成28年5月 】
降誕(ごうたん)会(え) お寺参り 5月
『降誕(ごうたん)会(え) お寺参り』

 入園式から一ヶ月が過ぎ、集団生活が初めての新しいお友だちも少しずつ保育園に慣れてきました。天気がいい日はどのクラスも、保育園の周りをお散歩に出かけるのが楽しみです。
 5月は、気候もよく足を伸ばし、年長年中児(ほし・つき・あか)は毎年、『降誕会お寺参り』という目的で小遠足に出かけます。お寺までの距離は、子どもたちの速さで1時間、保育園児にとってはちょっぴり過酷な道のりです。しかし、ほし組つき組のお兄さんお姉さんが、一つ年下の赤組さんの手を引いて歩きます。途中でくじけそうになっても、お家の方と一緒だったら抱っこしてほしくとも、みんなお友だちと最後までがんばります。出会った方にあいさつしたり、草花を見たり、虫を探したり、電車に手を振ったり、踏切の渡り方を学んだり、・・・・・子ども達の興味はたくさんで、そのペースで歩くので、時間もかかるのですが、そんな時間を保育園では大切にしています。お寺では、初めての給食弁当も待っているし、また、賀宝の里(近くの特別養護老人ホーム)のおじいさんおばあさんから、窓越しに手を振っての応援もありますからますます張り切ります。 
 さて、「降誕(ごうたん)会(え)」とは、浄(じよう)土(ど)真(しん)宗(しゆう)を開かれた親(しん)鸞(らん)聖人(しようにん)が誕生されたことをお祝いする行事です。ちなみに、4月8日の花まつりは、仏教を説かれたお釈(しや)迦(か)様(さま)が誕生されたことをお祝いする行事で、保育園では、花御堂のお釈迦様に甘茶をかけてお参りしました。
 昔から各家庭では家の中心にお仏壇を据え、仏様に見守られた感謝の日暮らしをしてきました。保育園でも、仏様は「いつでも、どこでも、私のそばにいて、私たちに、さまざまなことを教えてくださり、『こころ豊かに大きく成長して下さい』と願っていてくださいます」、この仏様の大きな願いのもと、日々の保育を実践しています。例えば、「もったいない」「有(あ)り難(がた)い」「お陰(かげ)さま」といったこころは、日本に仏教が伝来してから長い時間かけ、仏教の考え方を背景に受け継がれてきた大切なこころです。行事や日々の保育の中に、その保育環境の中に、このようなこころを織り込み、このこころを自然に子どもたちに伝えていくことだと思います。さやま保育園では、仏様のこころで、仏様のまなざしで保育できるよう日々研鑽しています。
「降誕会お寺参り」では、「しんらんさま、私たちに仏様のお話を伝えてくださってありがとうございます。」の気持ちでお参りし、園長先生から仏様のお話を聴(き)きます。毎年、賀宝の里のみなさんも、職員の皆さんと一緒にお参りいただき、ふれあいの場になっています。 浄土真宗のお寺は、権力のあった武士や貴族が建てたものではなく、門信徒の方々が、仏様のお話を聴(き)くために、みんなで建てられたみんなのためのお寺です。お家の方もお時間があれば一緒に参加ください。またお寺で仏様のお話をお聴かせいただくときは「お布施」インドの言葉で施すことを意味しますが、 感謝の気持ちでお心ばかりを包ませていただくことが慣習です。お供えをいただいて帰ることがありますが、それはお下がりと申します。
5月はふれあい運動会やバス遠足等以上児の親子行事が続きます。忙しい中だとは存じますが、ぜひお子さんとしっかり触れ合って楽しんでいただきたい事です。
 
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