さやま保育園

月のことば

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【平成28年12月】
「ありがとうの集い」成道会 12月
『ありがとうの集い』成道会(じようどうえ) 

 『 東の空に お星さま キラキラきれいに 光るとき 
みんなをよいこに するために おさとりひらいた おしゃかさま
今日はめでたい じょうどうえ みんなで楽しく 祝いましょ 』
成道会はあまり世間には知られていませんが、さやま保育園では今年で三十四回目の恒例行事で、おしゃかさまがおさとりを開かれたことをお祝いする行事です。
 おしゃかさまは出家をして六年目の三十五歳の十二月八日にインドのブッダガヤーで、さとりを開かれたと伝えられています。苦(く)行(ぎよう)によって、煩(ぼん)悩(のう)(苦悩の原因)は無くならないと判断されたおしゃかさまは、菩(ぼ)提(だい)樹(じゆ)の木の下で深い瞑(めい)想(そう)に入られました。四十九日目の明け方、こころの中の悪魔(煩(ぼん)悩(のう))にうち勝って、真実の智(ち)慧(え)を得て、仏(ぶつ)陀(だ)と成(な)られました。仏(ぶつ)陀(だ)とは、「さとった者」「真
実に目覚めた者」という意味です。また、おしゃかさま
が仏(ぶつ)陀(だ)に成られたことを、さとりの道が完成(成(じよう)就(じゆ))
したということで、「成道(じようどう)」といいます。
 おしゃかさまは真実をさとられただけでなく、その
内容を説いてくださったからこそ、私たちも真実に出
遇うことができるのです。 仏教とは、仏陀の教え、真
実に目覚めた者の教えです。おしゃかさまは仏教を自
分で考えたり作ったりしたのではありません。真実を
さとり、真実を言葉として説かれた方なのです。
 そんなお祝いの行事でもあり、地域交流行事として、子ども達はわらべうたの発表、保護者会の方々には『ピッパラセール』というバザーの開催、先生達はむかし遊びのコーナー作り等、日頃の感謝の気持ちを込めて、準備が始められています。保育室からは毎日元気な歌声が聞こえてきます。園庭や保育室では、けん玉や竹馬遊び、お手玉等の遊びを始めていて、成道会にはお家の方といっしょにできることを楽しみにしています。保護者会の役員さんはじめきぐみの保護者のみなさんも、お仕事の傍ら十月から準備や打ち合わせを行っていただいています。前売りのチケットもたくさんみなさんに購入いただき、当日の美味しいバザーが待ち遠しいばかりです。どうかみなさんの協力により、楽しい集いになればと思います。そのためには、成道会の行事が『ありがとうの集い』 になればと思います。
 「ありがとうは しあわせの あいさつです」
という言葉通り、「ありがとう」と言われたら、幸せな気持ちになりますし、「ありがとう」と言うことができるのは、幸せの証でもあります。成道会の行事の中のあちらこちらで「ありがとう」の言葉を交わす大人の姿を、子どもたちに伝える集いになればと思います。成道会は年間で一番たくさんの人が保育園に集まる行事です。ありがとうがいっぱいの保育園になることを願っています。
 お子さん一人ひとりにオリジナルの「成道会ケーキ」と来年のカレンダーをお配りします。小さいケーキですが、ご家族で少しずつでも切り分けてお召し上がりください。 合掌
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