【令和4年5月】 生まれてきてくれて、お誕生日ありがとう |
『生まれてきてくれて、お誕生日ありがとう』 木々の緑が鮮やかに光る五月には、子どもの日や母の日、そしてしんらんさまの誕生日があります。保育園では毎月しんらんさまの誕生日、21日前後に誕生会を行っています。お友だちの誕生日をお祝いしたり、生まれてきたことに感謝する日としています。 今年3月の卒園式で、卒園児の一人が、「お父さんお母さんぼくを生んでくれてありがとう。」という言葉かけがありました。お父さんお母さんも不思議な縁で出遇い、子どもを授かって、子どもの誕生と同時に、お父さんお母さん、パパママになり、親にしてもらいました。私たち保育者も、ご縁があって子どもたちと出遇うことができ、先生と呼ばれる身にさせていただいています。有難いことです。お友だちも周りにいる人も、みんな「生まれてきてくれてありがとう」「出遇えてありがとう」ですね。私たちは、お肉や魚や、野菜やお米、沢山の大切ないのちを頂いて、そしてお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、沢山の人に助けられてこんなに大きく毎日元気に過ごしています。私の食べ物となって、いのちを支えてくれるいのち、私をねぎらい励ましてくれるいのち。こうして考えると、子どもの日も、母の日父の日も、縁あって、「生まれてきてくれてありがとう」「いのちをいただいてありがとう」の日でありました。 しんらんさまの誕生日、降(ごう)誕(たん)会(え)も「しんらんさま、私たちに仏様のお話を伝えてくださってありがとうございます。いつも私たちを見守り、寄り添っていて下さってありがとうございます」の気持ちで、お参りしたいことです。 仮入園で、まことの保育〜であいのよろこび〜の冊子をお配り致しました。親鸞さまとはどんな方かご覧いただき、まことの保育をご理解ご協力いただけたらと思います。 |