さやま保育園

月のことば

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【平成29年6月】
見えぬけれども、あるんだよ  6月
『見えぬけれども、あるんだよ』 
 
 今年は夏が早いのか?汗ばむ日が続いています。子どもたちはみんな額に汗をかいて、お友だちとの遊びに夢中です。4月から初めて来たお友だちも先生から少しずつ離れて、楽しい遊びを見つけ始めています。
 先日、先生に抱っこされて離れられなかったお友だちを見て、3歳児の女の子が自分が先生の代わりになってお友達を抱っこしてあやしてくれていました。けれども同じ大きさのお友だちを抱っこするので・・・・・、でも先生はやさしさが伝わってきたので、「ありがとう、代わろうね」「先生腰痛かったやろう?きっと、お母さんから離れて甘えたかったんよ」女の子は、先生の気持ちも、お友だちの気持ちも見えないけれど、心の中で感じてくれていました。
 そんな先生やお友だちのやさしさを、新しいお友だちも、見えないけれど、少しずつ感じ始めてくれています。そして、夕方にはお家の方が迎えに来てくださり、家族で美味しい夕ご飯、
 金子みすゞさんのこんな詩があります。 

  星とたんぽぽ

   青いお空の底ふかく
   海の小石のそのように、
   夜が来るまで沈んでる、
   昼のお星は眼に見えぬ。
     見えぬけれどもあるんだよ、

   散ってすがれたたんぽぽの、
   瓦のすきに、だァまって、
   春の来るまでかくれてる、
つよいその根は眼にみえぬ。
   見えぬけれどもあるんだよ、
   見えぬものでもあるんだよ。
 
 親の愛情も眼には見えませんが、その愛情によって私たちは育てられているのです。先生から教えられたことも、隣のおばさんの親切な心も、みんな眼には見えません。しかし、そんな眼には見えないものに見守られて、お陰様の中で、私たちは生かされているのです。
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